表紙
表 紙
実録風
総統グラスを創らせてもらった男たち
2001.9.16 in 福岡ドーム男魂本購入者様向け特典本
(九州限定)
74.5×105mm 16ページカラー 4部発行

 本紙自体は藤本窯のプロデューサー、DUN氏が主宰する同人誌サークルがイベント参加した際にオマケ本として配布されたもの。(といっても4部しか刷れなかった)が、藤本窯の活動をまとめた最初の文献であることから本テキストの価値は非常に高い。(後のラインナップが予告されていることからも伺える)

 同内容のものがDUN氏のサイトにもアップされている。画像が大きいのでこちらより見やすいだろう。

●PRGカンパニー http://www.rpgcompany.com/ ギャラリー→P・藤本先生コーナー

 いま読むと右肩上がりの時代を感じさせる。暖かいものが流れていたなぁ……


2〜3P
2-3P
総統グラス初号機 2000年冬のワンフェスで販売された記念すべき第1号。食用磁器とかゆーので作られているから、無論くだらない飲み物でもOKですよん

すべては偶然のままに
 え〜と、この冊子はRPGカンパニー2&男魂の総帥、DUNさんが作った3Dユニット「藤本窯」(ふじもとがま)のこれまでとこれからを紹介してみよっかと思い作成したものです。
 無許可かつ一方の側からしか語っていない好き勝手の九州限定イベント参加オマケ本とゆーのは秘密だ(お約束だぜ)……
 本当はモデル造形を担当した陶匠、藤ぴーセンセにも色っぽい森雪とかテキストも頼んでたのですが、俺っちの仕事がたて込んでしまい、出せるかどうかも判らなかったんでドクターストップかけてしまいました。(畜生、○さ○い仕事めぇ〜!ガッデーム)
 ひょっとしたら改訂版出せるやしれんけど、とりあえず、ふとした事で立体の分野に進出したRPGカンパニー2&男魂の一端をご覧くだされ。って現在9月15日の11時45分なんですけど……(文責:POOPERA)

CONTENTS ●巻頭言●総統グラスの歴史●ネクストプレゼンテーション●奥付


4〜5P
4-5P
おふざけポップ 1999年2月に藤ぴー先生とDUNさんに送った添付画像。ポッターズってのは藤ぴー先生のPがそういう意味なんでまんまなんですよ。写真は福岡ドームの即売会時に撮ったものをベースにしてます。なんか若いね、ちょい前だと思ってたけど……

ファーザー万歳〜ぃ!
 そもそも総統グラスって名前は『神聖モテモテ王国』(ながいけん:小学館)の、似顔絵描こうと思っただけで笑ってしまうファーザーのセリフから出てきたもので、友人のせつぶん氏に教えてもらったのがすべての始まりだったんですよ。
 あんまりツボに入ったセリフ、“総統グラスで飲むくだらん飲み物は格別じゃよ”とゆーのにインスパイアされて作ったのが、左図の合成ポップだった訳ですな。実際写真に写っててる藤ぴー先生は、陶都佐賀県有田町の陶磁器関係者なんで、作った俺には別段違和感なかったのだけど、意外な反応が本土からやった来たんですな。ネットに乗って……
“大爆笑!!イヤー、かみさんと2人で画像見せてもらったんですが、コレイイッスよお〜是非、8月のワンフェスで持って行きたいッス。30から50個くらいなら絶対売れると思うなあ〜総統の画像をビデオプリントしたものを貼り付けときゃ、効果ばっちしやし。(^^)/”
 という、画像を送ったDUNさんからの返事。俺自身は“ヘヘヘ、受けたからいいや”と(次ページへ)

せつぶん 最近父親になった社会人。オモチャで身を持ち崩すやしれんデンジャラス・ガイ。左図(猫の絵)は彼の持ちキャラナリ。らぶり〜(はあと)
ファーザー横のコメント やっぱあの異様さは真似できねぇ


6〜7P
6-7P
(前ページより)ゆー満足をもらったのでまぁそれはそれで良かったんですな。当時はこんな事考えてました。

“通称「総統グラス」って潜在的需要があるんじゃないかと思っているのです/半分冗談なんで与太話と思ってくれていいのだが、ガシャポンの傍流として、この手のアイテムはみんな欲しがってると思う。(ウルトラ眼鏡やらウルトラ警備隊のヘルメットでバイク乗りたい奴とかが夢想するんだな)フィクションと現実の境界線があやふやになる感覚を味わいたいのさ。等身大フィギュアとは別の文脈で/世界は総統グラスを待っている……いそげ藤ぴー3Dデビューへ”
 とかね。エラそうですな。(今もだけど)

DUNさん万歳〜ぃ!
 だが、DUNさんの編集・企画魂がそうさせたのか、99年10月にもらったメールにはこんな内容が……
“大久保さんが提案して下さった、総統グラス、2月のワンフェスには何とか日の目を見れそうですよ(^^)/”“(グラスに関する)良い資料有りませんか?ビデオでも、雑誌でも、何でも良いです。大きさと、色、形状が分かれば構いませんので。企画提案していただいた大久保さんには無料進呈いたしますので〜(○○○○、△△△、□□□□□……と結構ビッグネームから予約来てます^^;ホントの話)”
 ホント、ガミラスの海に沈んだヤマトは死んでなかったって訳で、DUNさんは実現化に向けて活動してた訳だったのでした。さすが編集バカ一代。これまでのキャリアは伊達じゃないってもんです。思いついたネタをカタチにするプロの面目躍如だよなぁと脱帽する事しきり……
 ここで登場するのが当然藤ぴー先生な訳で、すべては彼のフィンガーテクにかかっているのであった。よ、真打ち!

藤ぴー万歳〜ぃ!
 ともかく、“「藤本窯」って何だーっ!”“こんなムズイやつどこの窯屋さんに焼いてもらえばいいんやー”“俺は堺港でシャコ6匹をおごってもらった男やー”と事情は色々かかえていたそうだけど、ともかく引き受けてくれたのでした。ここにも自分の世界に命をかける男がいる!(たとえるなら空をかけるひとすじのながれ星)
 11月には委託先の打診、あろう事かクリスマスに成形に使う使用型を作ったりと、プライベートを蹂躙する総統グラスの製作に身をやつしてくれたんですな。2000年の正月にモスで語った製作疲労話が思い浮かぶぜ。たしかキミはホットドッグ食ってよな……

総統グラス原型 これから使用型を取って作るとか……使用型1個で100個くらいは抜けるそうである。なんにせよ素人には出来ない職人世界の仕事ですな。


8〜9P
8-9P
そして万歳〜!へ
 年が明け2000年には生地製作、成型、窯入れ、製品の包装から発送まで、1機の空中援護機もなくすべての実製作作業に携わった(つーか出来たの前にして豆乳入れて飲んでただけやん俺って……)藤ぴー先生の部屋から50個の総統グラスが首都東京を目指して旅立ったのは、時に西暦2000年1月28・29日の両日だった。
 ありがとうヤマト運輸。(狙ったんじゃなく彼ん家の近くに営業所があるのだ)

で、2000年冬と2001年夏のワンフェスに登場した総統グラス初号機・弐号機は両イベントもめでたく完売。
 すべての感激はDUNさんのWebサイトにコメントしてあった以下のテキストがすべてを表してるでしょう。

“初めて見る方の、驚く顔をウォッチングするのが大変面白かったですね。展示品は、実際に触ってもらうのもOKでしたので、手に持つと驚きの表情から、ニコ〜ッと、心の底から笑いがこみ上げてくる表情に変わるのが、又なんとも、良かった。女房曰く「みんな少年の頃の、キラキラした純粋な目になってる」と言うのが、当てはまってました”
(この項了)

総統グラス弐号機と筆者 釉薬の都合で仕上がりが濃い目に……別名ブラック総統グラス
ワンフェスポップ(原画) 価格は3800円になってるけど、このレイアウトのポップが当日のブースで使用されていたそうである。残念なことに藤ぴー先生も俺も九州在住者のため、当日の熱気はDUNさんと奥様と買ってくれた参加者の方しか体験していないのだった


10〜11P
10-11P
ヤマトだけに続編あるの?
 ハイ、出てきましたね。もうこれっきゃないでしょうってなくらい、押井守には戦車でしょうってくらい、ガンダムにはアンテナだよなってくらい堂々のネクストプランであります。
 ながいけんが漫画にしてないので正式俗称は不明ですが、藤本窯では“ガス生命体グラス”って呼んでるものです。あまりにストレートじゃないかと思い、俺は“ひと息グラス”と呼称してますが、まぁそんな事はどうでもよろしいとして、現在、2002年冬のワンフェスに向けて製作検討中なのがこのグラスであります。
 サイズ・カラーバリエーション・トゲの数など、まだこれから詰めなくてはいけないのですが、藤本窯第2弾はこれに決定しています。

 色々候補はあったんですが、●陶器で表現できること●実用品であること●自分らが欲しいものであることなんてフィルターを通すと、案外オタクメディアの中からすくい取れるのが少なかったのも事実です。(いや、広大無辺の作品中には輝ける原石がまだ残っているはず……(次ページへ)

ひと息グラスイメージ画 立体物が上がる前の検討用に起こされたもの。例によってガス生命体は入っていません
ひと息グラスイメージポップ この姉ちゃん、印刷物からパチってるんで、ここはひとつそのぉ……(以下略)


12〜13P
12-13P
(前ページより)こんなんどう?とゆーアイデアがあれば、裏表紙のメルアドにお知らせください)
 ただ前回、これでくだらん飲み物を飲みたいとゆーモチベーションが総統グラスにあり、それが立体化にひと役買っていたことを考えると、「ヤマト」本編でくだらない飲み物が入っていた当のグラスがないのもヘンだよなって気がするし(案外勘違いされてる人がいるみたい。それだけながいけん先生の影響力がスゲェって事かも)やはりこれは時代の要請なのやしれんですな。

藤ぴーの返済
 ちょっととゆーか、かなりうらやましいのは、今回の総統グラス作戦によって藤ぴー先生は、彼の人格形成にかなり影響したであろう「宇宙戦艦ヤマト」への恩返しが出来たのじゃないかとゆーことですよ。それも自分の職能を発揮しての……この職能を発揮してのって所がうらやましくってねぇ。
 自分の一番得意な分野で、作品に対してリスペクトできちゃったあたりがカッコ良いぜ。こうやって、少年は大人になっていくのですなぁ。(美化すぎ)

 いま、万感の想いをこめて列車が……ああ、俺ってやっぱり60年代生まれなんだなぁ。だから総統グラスってフレーズに反応したんだけどね。願わくばもう少しこの世界で遊びたいもんだ。(この項了)

ひと息グラスイメージ色々 すべてアイデアスケッチですので、現実世界では存在しません。あしからず
ペアグラス萌え〜 ワイングラス大だから、セットで出してカップルで乾杯していただきたい(妄想)


14〜15P
14-5P
とりいそぎ後記(暫定版)
 え〜、現在2001年9月16日午前9時30分です。午前2時で根が尽きて、4時間ほど寝てしまいました。悲劇は三度訪れるのでした。(今年のイベント本ははこんなんばかしや……呪われてる?)
 やはり書ききれなかった部分が多いので、改訂版をだそうかと思います。(藤ぴーの可愛いやらしいカットとちょっと聞いた製作話とかは必須であることを痛感しましたんで)

 最後に、これだけは言えるんですが映像や平面の中にある物体が手にとって楽しめるとゆーのは、想像以上にインパクトがあります。その製作にかかずらわせてくれた縁の神様に感謝。(栖)

まぼろしの遊星ランプ案 ひと息グラスの他に上がった2002年ワンフェス用のアイデアスケッチ。技術的な問題や、表面のイメージが異なったりで候補のみに終わってしまったもの。照明というギミックで淫靡な空間を作れるんじゃないかなとゆー夢想は好きなんだけどな……あ、これも雑誌からの(以下同文)


裏表紙
2002年のワンフェスで
お会いしましょう

AII EDITORIAL&PRINT
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INFORMATION
「RPGカンパニー2」「男魂(おとこだま)」公式サイト
http://www.netpro.ne.jp/~dungeon/dungeon@netpro.ne.jp

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