キャブレータ取り外し(2016.2.19〜2.21)
サービスマニュアル ¥5,390(オークションで購入。業界小売価格不明)
マニュアルを見るとエアクリーナーのマウントボルトを外すだけで、キャブを抜き取るクリアランスが確保出来るとある。一別するだけで最新鋭のMSを動かせる才能はなくとも手持ちの工具でなんとかなりそうと思わせてくれるマニュアルの有用性はありがたい。
キャブの抜き出しは思いの外スムーズに進行。これで戻せなくても自業自得。買ってから始めて見るブロックは経年の汚れとパーツのくたびれ具合が露わ。ゴムや樹脂パーツを全とっかえできたら理想的だが洗浄が主目的。交換パーツなしでオーバーホールするのは無謀の一言である。

作業場へ持込み分解・清掃作業。キャブクリーナーとパーツクリーナーで洗浄。ガレージキット製作に使うコンプレッサーと塗装ブースの換気扇が大活躍。原理はエアピースと同じキャブレータだが、構成パーツの多さと1個でも傷つけたり紛失したらバイク自体が走らなくなってしまう緊張感が4個分。単気筒エンジンのシンプルさがうらやましくなる。開けて見ると欠損パーツの代用品やニードルの曲がりを発見。前オーナーもしくは辿ってきたバイク屋の手が入っていることが判る。ジョイント部分のゴムパーツ劣化も確認。調子崩してもやむなしなコンディション。つぶれたOリングも交換しないまま戻すのはOHの意味がない。

段ボール用のホチキス針(?)を通して患部を固定。裏側にレジンキャストを流して固定。表面はそのまま。パテ埋め〜塗装となると応急処置では済まされない手間がかかるのでスルー。傷口を塞いだ状態でひと区切り。
サイレンサー綿を巻いた残りのステンレス線で軸打ちしてレジンキャストで欠損部を補完。食い付きと強度は問題なし。屋外使用と絶えず振動にさらされる環境でどこまで持つかは実戦待ち。予想より簡単に補修できたので買った時にやればよかったと思うズボラの悪癖。
ヘッドライト下のチンガードもボルト固定ホールが半壊していたので、上と同じ要領で欠損部補完。ここが壊れているのは前オーナー時の転倒度合いを物語る。
ボールジョイントで補修していた左サイドカバーも差し込み軸を削り出してレジンキャストで固定。チョークレーバーの軸受け部分も隙間埋めが破損したので再度埋め直し。
色調合まったくナシの缶スプレー吹きで補修完了。新車ならもう少し気を遣うやしれん。見えない部分という事もあり大雑把感多し。
1週間ほど走った段階では破損なし。しっかり機能しているのは嬉しい限り。
これまでシート下には車載工具とストレッチコード、簡易シートバッグをリュックタイプに戻したナップザックを収納。かなりギチギチの容量なため、フェンダーとテールランプのマウント位置を7ミリ、ランプとマウントベースに7ミリのカラーを入れてテールエンドを14ミリ後退。車載工具スペースの後端を削ってフラット化。ほんのわずかな容量増加でもスムーズな出し入れが可能になったので満足感高し。



