ラブタコス版コスモゼロ
『宇宙戦艦ヤマト』より/出展:WF2005夏〜2006冬左図は原型製作者の作例。オール筆塗りでマスキングなしという一発塗り。これをワンフェス参加時のディスプレイモデルとして展示しているのだから、仕上げレベルも対象へのこだわり度も自ずと明らか。
そして06年夏のワンフェス参加の折り、ラブタコス版コスモゼロを購入された岩手のSさんから、製作途上という注釈の上で以下の写真をいただいた……
どうかじっくり鑑賞していただきたい。“し、知らぬ!この様な零式!!”と驚いた、これぞ正調零式52型宇宙艦上戦闘機の勇姿である。
どうかじっくり鑑賞していただきたい。“し、知らぬ!この様な零式!!”と驚いた、これぞ正調零式52型宇宙艦上戦闘機の勇姿である。
前部エアインテーク内の松本フィンは自作されている。この解釈は自分に全くなかったので驚かされた。 写真で見る限り全てのパーツのスジ彫り修正、キャノピーの鏡面仕上げ、各パーツの摺り合わせを徹底して行われている。
そして上記の写真。一見なんでもない降着状態のカットであるが、ラブタコス版のコスモゼロに降着装置関係のパーツは1点も存在してしない。つまり……
この様に降着装置を自作し着陸バージョンも可能にしておられるのである。他にもエアブレーキの可動状態はもとよりラブタコス版に存在しないキャノピー開閉パーツ、さ、さらにいないはずの古代戦闘班長までもが! もう脱帽の嵐。
コックピット内も改修され、これまたキット中に存在しない両サイドのコンソールパネルが追加されている。操縦桿もよりリアルなパーツに換装され、ディテールを追いこんだものに。
前部計器盤とシート後方のブロックにも手が加えられ、フットペダルが追加装備。正確な人体モジュールをふまえた原型ではないのだが、ちゃんとパイロットが座れる空間があったという。某歌詞のフレーズが某漫画と一緒だったというより偶然な出来事(時事ネタ)。 次ページへ続く……