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再び始まるバイクライフ

右前方 左前方
車両購入価格 ¥350,000+リペイント+乗り出し諸費用=¥590,000
2014年11月、12年ぶりに自動二輪へ復帰。新しい翼はカタナ400。バイク、というよりカタナに乗りたい気持ちが背中を押してくれた格好。とはいえ発表が20年以上前の1992年。どこに出しても恥ずかしくない立派な旧車。入手は中古車しかなく乗り出し価格はチト高め。メーターは交換されてて実走距離不明(3万キロ以上とのこと)。マフラーは社外品でワンワン響く。転倒歴がありカウルステーにゆがみあり。1100に比べれば楽というくらいの遠く低いハンドル。予想のラインを大きくはみ出す旋回半径。現行の400クラスに比べて利するのは最高出力くらいだろう(それすら中古なんでカタログ通り出ている訳ではない)。
 が、それらを補っておつりがくる絶対無二のスタイリング。デザインも性能(オリジナル1100のデザインは1980年に遡る)。ウルトラマンと同じ始原の結晶がカタナにもある。
 てなことを言っても経年劣化や20年の技術進化に目をつぶることはできない。ちまちまと進む補修とカスタマイズの日々が始まるのである。
(2015.1.1記)

簡易シートバッグ

シートバッグ 収納前 収納後
アディダスポケッタブルナップザック ¥2,160+ゴムロープ+加工諸費用=¥4,799
フック部分 カタナ400のシート下は車載工具とゴムロープをいれると収納スペースがなくなる超割切仕様のため、カッパや小物を携行するためにシートバッグをつける。目標は軽量・コンパクト・着脱容易な事。防水はバッグ自体に求めずインナーで対応(現状ではビニールの米袋を使用中)。バッグベースは手のひらサイズまでたためるナップザックを選択。前部にベルトクリップを模した板をつけてタンデムベルトへ差込む。豊富なスポンジ容量を持つシートでしっかりホールド。バッグ内を通るバンジーフックにはゴム管とウレタン管を通してバッグのズレ防止を行っている。高速道路での使用時にはショルダーストラップの付け根に輪っか作ってゴムロープを1本追加可能。総重量338グラム。
 結局コスト高な改造品となり、カタナのシルエットにもそぐわない形状となってしまった。日常使いと割り切って使用中。晴れの日ばかり乗ってる訳じゃあないからなぁ…… (2015.1.2記)

次々に現れる(出費がかさむ)補充パーツ

ヘルメットホルダー
ヘルメットホルダー ¥2,600
 ヘルメットホルダーはシート外さないと使えないのでスズキGSF1200のシート&ヘルメットホルダーを移植(サイトで改造例があった)。シリンダー交換でキーは継続使用できて便利。
マフラーバンド
マフラーバンド ¥1,980
グラスウール ¥810
 納車時、フレーム固定してなかったので必需パーツ。サイレンサー抜いてグラスウールを交換。多少は静かになった。メーカー身元不明のマフラーはどれだけ出力に影響してるのだろう?
ヘッドライト点灯スイッチ
ヘッドライト点灯スイッチ ¥3,600
 常時点灯義務以前の車両だから取り付ける。目立つポジションランプを装備すれば、バッテリーとヘッドライトの寿命を減らすこともないのにと思う。
フロントタイヤ
フロントタイヤ ¥15,000
 納車時、ヒビがビリビリだったので山は残っていても交換。昨今、フロント18インチのバイクはないので選べるタイヤも少ない。グリップ云々は問わない。ともかく高い。割高感でいっぱい。
クラッチレバー+ケーブル
クラッチレバー ¥5,900
ケーブル ¥3,000
 アジャスト付きなカワサキの純正レバーを移植(カワサキ車なら標準装備のぜいたくさ)。ネバネバなケーブルも交換してタッチ感向上。これは交換がいちばん実感できたパーツ。高いけど。
バイクジャッキ
バイクジャッキ ¥8,352
 メインスタンドがないばかりに…… レーシングスタンドは持ってるがポイントがないので購入。重い分、かけた時の安定感は申し分なし。かける時は倒れやしないかとビクビクする。
必要最低限な部分はこれでカバー。ゴムパーツの劣化や欠損もあるのでおいおい交換・補充していくことになる。動かせば壊れていくのが機械のさだめ。転倒や事故でキズつけないよう大切に乗っていこう。まだ走り出したばかりなのだから。(2015.1.5記)

料金所対応コインケース

コインケース
ケース展開
眼鏡ケース ¥1,500
コインホルダー ¥400
マウントベース
マウントベース素材・加工費=¥3,623
型紙 マウントベース込みで総重量200グラム。高速道路のチケットとコインホルダーが素早く取り出せるようトップブリッジに装着。本体はハトメボタンで着脱可能。手持ちの眼鏡ケースだと若干サイズが小さかった折、フリーマーケットで売ってた手作りケースがジャストフィットで購入。
 アルミ板と同じ厚さのボール紙で型紙を作りマウントベースの仕様決定。アルミを叩いて空けて曲げて削って仕上げる。加工技術がつたないので表面傷だらけ、曲げのゆがみは隠しようもない。ケース装着時は目立たないのが救い。トップブリッジ上面はゆるい曲面になっているため、レジンキャストで平面ベースのカラーを作り対応。
 使用感は良好。念のため携帯のストラップコードつなげ落下防止に備えているが4個のボタン留めはしっかり留めてくれている。始動キーの取り外しに干渉するので改良は必要だがそれは壊れてからの話。使い勝手の向上はより走るのを楽しくしてくれる。(2015.1.16記)

整備はチューニング

キャブ
スロットル
キャブレターOH ¥40,000
スロットルケーブル交換 ¥5,000
エンジンオイル
エンジンオイル交換 ¥4,000
2015年2月16日(月)、バイト通勤でエンジンを始動するとアクセルが戻らなくなってフルスロットル状態。修理に出して戻ってきたカタナは性格が一変。低速からトルクをアピール、トップギアまで余力を持ったフィールを持つ元気ハツラツな健康バイクになっていた。軽く回るアクセルも良好。走り出せば車重も気にならない変貌ぶり。
 現行バイクへの羨まし気分も吹き飛んだ。調律の取れたバイクはちゃんと走る。問題は落ちた調子を戻すのにコストがかかるという中古車ならではの負担がかかること。手を入れなければ劣化するのは機械も中年ボディも同じである。
 我が中古カタナ、すでに新車購入並みのコストがかかっている。“バイクはバカにしか乗れん”というセリフはまったくもって正論。せめてエンジン良好で燃費向上を願わずにいられない(>_<)。(2015.2.27記)
m e m o
比較 比較
オリジナルは強い
シルエットの再現度が高いとされる400だが、オリジナルである1100カタナが並ぶとプロポーションのメリハリだけは踏襲できない事が判る。(画面奥が1100カタナ)
低く長いボディにフレームからはみ出る空冷エンジンの存在感。これは中排気量・コンパクトな水冷エンジンでは出せない車格の差。デザインの継承と200キロを切る車重が400カタナ最大のメリットである。
バーディ
大メシ食らい
原付のバーディ90から乗り換えただけに燃費の悪さは財布を直撃。街乗りはリッター15キロ前後。高速道路は5〜6000回転を常用すると12キロ台まで落ち込む(バーディだとリッター40キロ台が普通)。社外品のマフラー付いてる事や自分の下手っぴライディングをさっ引いても、現行の軽自動車やハイブリッド車にはカタナ400登場から20年分の技術が詰め込まれている。 チョークパネル 裏面補強 ソケット補強 キーカバー
ガレキの効用
剥がれていたチョークパネルの表示シールは模型用デカールシールにプリントして代用(ちょっと色味プラス)。経年劣化で割れたり折れたりした部分はレジンキャストを流して補強。合鍵屋で作ったスペアキーはそっけないので、純正キーの樹脂部分をゴム型に取りカラーキャストでコーティング。
ガレージキット作りの技術はリペアに大活躍。スチール部分は無理でも以前より手を入れられる範囲が増えたのは喜ばしい。
プレートフック
タダもの
以前はゼファーについていた中古品をバイク屋からもらう。あるとなしではロープの使い勝手が違うので重宝。 シート
リザーブ
座りやすいシートは猫にとっても快適なようで、朝方乗ろうとしたらシートに猫の足跡とかついていたりする。爪研ぎしたくなるようなシート地なので要注意。 プレート
変 形
2015年1月29日(木)夜、交差点で信号待ちの時にスクーターがゴツンとぶつかってプレートが曲がる。買った時からリアフェンダーがぶった切ってあったのでちょっと見走り屋かと間違えられそう。
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