カタナタカ07 ‹‹ ナタナタカ08 ›› ナタナタカ09 ダウンアイコン
全体シルエット
ヨーロピアン
ハリケーン ヨーロピアン4型ハンドル
ハンドルポストから175ミリの高位置に来る白バイ仕様
疲れる。50代も半ばを過ぎるとこの感覚が常態化してしまった。五十肩もムクムクともたげ始め、オリジナルから換装したバーハンドルの位置でもストレスが貯まって非常に気疲れしてしまう。
 このままでは乗ること自体が苦痛になってしまうと観念し乗りやすさ重視のポジションに変更。遠く低くのオリジナルポジションから近く高くへの耕耘機スタイル、初期型750カタナへの回帰ともいえる背骨リフトアップへのトランスフォームが完成。
 ここまでポジションを上げてしまえばもはやカタナとは別物。抜刀即殺傷の刃物から日常の使い勝手に長ける鉈へのクラスチェンジ。KATANAからNATANAへの変貌を果たしたのがこのマシンである。
セパハン仕様 純正セパハンカタナ仕様
バーハン仕様 バーハンカタナ仕様
ナタナ仕様 ヨーロピアンナタナ仕様
ハンドル後方アングル ハンドル幅は740mmを660mmに切り詰め加工(以前のバーハンドルは640mm)
左前方アングル ハンドルブレースを装着したので、チケットホルダーもトップブリッジより手前に取り付ける事ができ、使い勝手が向上
右前方アングル
左正面アングル
乗車ポジション 効果は歴然。かっこ悪いというデメリットを踏み台にして疲れにくいという利点を手に入れたら乗り続けるのが楽になった。アクセルとクラッチも自然な位置で操作できる。その半面フットブレーキとシフトペダル践む時、足首の曲げ具合がシブくなった。ともあれ乗りやすさは愛着にも影響する。ライダー寿命の延長を望む向きには楽な姿勢との取引を一考してもよいというのが今回の結論。これ以上を望むならロードバイクというカテゴリーから下りるしかあるまい。
 失ったのはスタイル、得たものはリラックス。還暦までまたがる事ができたらこの判断も報われるだろう。残る問題は乗り手側のスタイル改善なのは言うまでもないorz
(2019.9.23記)
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