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版権アイテムは払底、かといってモリモリと創作欲が沸く自作ネタもなし…… で、今回は澱の様に貯まった過去作への引っかかり解消を主目的にする。振り向くほど大した悔いはないのだが、動機(大義名分)なくして行動できぬ性分なので、プラセボ効いた気になれればしめたものである。
50代突入で何も残せなかったらイヤだなぁという焦りも燃料にするのだ。
LOVETACOS 026 にゅうにゅうちゃん貯金箱 INTERNATIONAL
ラフスケッチ 2013.9.16 mon - 10.16 wed  本ディーラーのアイコンといってもいい双極球体。レギュラー出展のアイテムがあるのは版権許諾が得られず卓が埋まらないという恐怖を回避できるのでとても重宝。だが面白いとは言われても欲しい対象にはならない様子。そこで見てくれにポイントを置いた改修に取り組む事にした。
 改修ポイントは完成品ワンパーツアイテム化。付属していた固定スタンドを無くし貯金箱の外観を極力邪魔しない脚をつけ、取り出し可能な開封式から密閉式へ仕様変更。仮組みの際、密閉式にしたフラット底でも安定する事が判り脚なしで組立・塗装まで進める。INTERTIONALというのはオリンピックの5色にちなみ各個別カラーで塗装したので追加したもの(実際は7個7色になった)。
 すでにパッケージやインストまで製作は終了。塗装の下手さを再認識する完成品仕様。にゅうにゅうちゃん最終形態がどう受け止められるか? それは来年のWFが教えてくれる。
LOVETACOS 027 とりがる〜ちゃん(卵生哺乳少女・半種ちゃん改)
ラフスケッチ 2013.9.2 mon - 10.25 fri
 2011年に作った「半種ちゃん」は手がけた事のないサイズでフィギュアらしいフィギュアを目指してトライしたものの元画からの再現力不足を痛感。卵と片羽の組み合わせに後ろ髪を引かれるので再トライ。スケッチ→バランス検討→設定画→粘土板からパーツ切り出し・肉盛りの通常コースで製作中。
 前回顔のサイズに表情を盛り込めなかった技術不足を鑑み、等身を下げて顔を大きくする事と各部分の曲線をもっと出すのが今回の目標。とは言ってもスケッチの段階から瞳のバランスが定着せずにフラフラ。実製作に入っても落とし所をつかめないまま進めている。製作にあたって製作スピードのアップを課題にしているため完成時はかなり蛇行の跡が浮き彫りになるだろう。
ラフスケッチ
バランス検討
原型途上画像  以上が10月後半までの現状。40代最後に手がけ50代最初に完成するであろう今回の製作。続ける限りゴールはない。それがつらいと思い始めたらゴールが見える。10月のコーナーを回って見えるのは給水ポイントか退場ゲートか? 次なる更新を待たれよ。
(2013.10.26記)
とりがる〜ちゃん原型
2013.11.9 wed - 2014.1.5 sun  防寒対策やスプレーブースを改装する中、盛ったり切ったり削ったりして組み上げた原型がこちら。プロじゃないからという言い訳も出来ようが手のひらサイズで2ヶ月かかるのは長すぎ。フリルや鱗アーマーや紋章入りの剣もないのに…… 作る+次々と作るのが思い通りに組み上げる唯一の手段。
 顔部分はまだ追い込める余地が多々。2Dで感じる自キャラの抜けきれなさが立体だとより露わになる。ここはもう意識的に取り組まないと同一面を滑り続けてしまう。近接用のメガネ新調し、ルーペ眼鏡つけても手元があやしくなってきたので猶予はない。
側面画像
とりがる〜ちゃんパッケージ
2013.12.30 mon - 2014.1.13 mon  原型と並行してパッケージも作る。「地球2199」作った時の舟形を流用して作図、ボール紙でベースを作る。理想は卵型ででも差し込みマージンを取った為なんだかよくわからない形状になってしまった。外装には溶いた障子紙をデコレーション。モコモコが理想でも手段が思い浮かばなかった。
 以上でとりがる〜製作記は終了。ディスプレイモデルの完成品はギャラリーへアップ予定。本作で最大のプレッシャーは造形面でなく社会人としてのあやうさだった。仕事と趣味は生活の両輪。片方だけでは不安定すぎて落ち着かない。負荷なくして打開なし。ラブタコスの看板立ち上げてはや10年。実生活と同様に先細り感がいや増す50代のディーラー活動。終点までの道のり、願わくば納得できる旅であらん事を。ご縁があれば次なる一歩を待たれよ。
(2014.2.2記)
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