gazo017 ‹‹ gazo018 ›› gazo019 ダウンアイコン
ブース

春コミケに持って
いったもの 2005.3.21

陶磁器立体サークル「藤本窯」最後の戦いは、その母体である「RPGカンパニー2」名義での24時間コミケットスペシャル参戦。名目上最後に売ったのは立体物でなく本(同人誌)で、半分以上パロの自家製本ハードカバーとゆーオチで活動の終止符を打った。
藤本窯結成の発端が福岡での同人誌即売会で撮った1枚の写真だった事を思えば、これもふさわしいオチではあるまいか。夜のコミケは面白かった……ハッ、有明ミッドナイト!?
北宋の壺
窯變本とオマケの壺
思えば北宋のいいもの、こいつの発表がずれ込んだ結果、貴重な人間関係と差し違えてWF参加のアマディーラーというポジションを得る事になったのだから、非常に複雑な気持ちを抱かせる存在である。某ゲームのオマケの粗悪ぶりが、製作動機のひとつでもあったものの、最後は同じオマケというポジションでしか発表できない皮肉……人生もモノも因果まみれって事かのう。 本については「遊星的回遊」を参照されたい。詳細を語れない居心地の悪さは、ひとえに作者の横紙やぶり故である。
ポスター
ポスター
たぶんB1(1030×728mm)くらい
前日データを送付し、企画・総指揮のDUN氏に拡大出力してもらった。構成ミスはあきらかで、ワンフェスならまだしも同人誌の総本山、コミケ会場での使用である。他のサークルさんが貼ってる、前をはだけた美少女のあられもないポスター群と比べれば破壊力不足なインパクト不足が歴然だった。品行方正なセンはここじゃあ似合わない(つっても俺のキャラではエロくなんねぇや)。
スタンドポップ
スタンドポップ
全高270mmほど
ポスターのデータ流用で製作。作ったのが出発当日の深夜3時、会社でとゆーのがツラい話。寝不足がたたって上京初日はヘロヘロしてしまった。藤本窯広報担当として最後の製作物。本来2月のWFで製作したものをアップするべきであるが、チャッチャと組めるこちらを先にあげる。久しぶりの同人誌即売会、こっちも水も甘かった。ひとえに送り手側で参加できた恩恵である。
窯變ハンター
窯變ハンター
B5判28ページ・ハードカバー(自家製本・表紙は数種の紙バリエーションあり)/本分扉カラー・本文モノクロ
35部を9990円で頒布。購入者にはもれなく「北宋のアレ」がついてくるとゆー、コミケ初の陶磁器付き同人誌として出展されたものである(もちろん主役はオマケの方)。
 コミック部分は引用にも度があるだろうというシロモノのため掲載は不可能。よって本文中の藤本窯2003年夏カタログを再構成した解説部分をPDFで紹介。足かけ5年に渡った陶磁器立体サークル「藤本窯」の末尾を締めくくった製作物が本というのも自分らしい。
 この活動なくしてコミケへのサークル参加を得ることはできなかった。この一点だけでも自分史には永久欠番のサークル活動として刻まれる。それではごきげんよう、我が窯變の陶磁器立体サークルよ。(2005.3.25記)
gazo017 ‹‹ gazo018 ›› gazo019 アップアイコン