前日(2004年8月28日土曜日)の記録
7時に起きて晴れ。少し眠ってしまった。ガンド・ロワ前部トゲパーツのナンバー間違えて2本塗りそこない、やっつけマスキング塗装でで間に合わせる。10時、ようやく展示モデルの塗装完了。写真とって早速現像プリントに出す。戻っては出発準備。グラスを梱包。ポップ資材といっしょに大箱に詰め込み、11時にプリント受け取り。これでサンプル提出はOK。展示モデルを雑に箱入れ。固定法も考えずに収納したのでバキバキとパーツが折れる(そう、振動に負けたのだはない。無策ぶりの結果なのだ)。気にする時間もなく箱につめ、デイパックに思いつくだけの取りこぼし品を詰めて、親父にバスセンターまで送ってもらう。上京時には欠かさない携帯ラジオを忘れてしまった時点ですでに失点1。塗料の後始末もせずに出てきたのがまた痛い。3分前にバスセンターへ到着。13時の高速バスで博多まで向かう。車中でくつろぐ余地もなく、デタラメに詰め込んだ荷物を選り分ける。15時、福岡空港着。あんパンとか食って小腹を満たそうとするが、結局かしわ弁当とお土産用に売ってたイカの明太子詰めとか買って後追いの食事。やり終えてない作業が山積みなので、上京の高揚感が生まれない。
定刻より20分ほど遅れて16時すぎに羽田行き。18時すぎ着。雨雲が覆っている。東西線で新橋まで。新橋の「キンコーズ」を確かめようと構造のよく判らないビルの中をウロウロ回り、地上へ出るとまるで知らない側で出てしまい面食らう。雨もパラツキ出して気分ゲンナリ。気も晴れないままホテルに向かい20時にチェック・イン。
クソでかい荷物から開放され、シャワーも浴びて若干身軽になるも、まだ全然課題をかたづけていない。ロビーでおおまかな場所を聞き、「キンコーズ」東銀座店を探しに外出。なるほど、画廊の看板が多い。つくづく銀座に似合わない男だなと通りを歩いて思う。築地方面まで行き過ぎたりしたが、なんとか「キンコーズ」東銀座店見つけて作業開始。
未完成だったガンド・ロワパーツリストとマニュアル、ラブタコスのお品書きポップを組み上げ、出力。予定していたプリント品目はこれでようやく完成。時計はすでに22時30分を指している。ホント開いててよかったいう他はない。帰り、また道に迷い銀座界隈をグルグル回りながら記憶する通りへ戻ってくる。
ようやく人心地ついたのでむにゃむにゃ。チャイナ服の絶大なる効果に感激の嵐。初めて入る立ち食いスタンドで冷やしタヌキの遅い夕食。うまい。コンビニでつまみやガムテ買ってホテルに戻る。程良い疲れと満足感、これでそのままベッドに沈めたら最高なのだが、ガンド・ロワパーツの仕分け箱詰め作業が全く終わっていない。パーツを切り分ける所から始めなければいけないという夜なべ作業。ふかふかベッドがパーツの選別場と化す。1万円以上のホテルに泊まるとゆー俺の生活レベルでは破格の投宿も、自宅の離れで今朝までやってた作業の延長に費やされる。
コミケ当日前にホテルでコピー本製本してヒーヒーとゆー話があるが、あれは仲間とよってたかってやるから楽しいのだろうな。眠気さえもハイになるためのアイテムであろう。こちらは数日来の睡眠不足も手伝い、やるほどに鬱々してくる。何度か休息して箱詰めまで完了。だがもう朝である。気分は「ゆきかぜ」を完全整備できぬまま冥王星海戦へと送りだした真田さんの心境。情けなさ120%のまま、今年最大の晴れ舞台へ臨む1日。テンション最低。
2004.8.29 7:40am
ホテルをチェックアウト。ゆりかもめに向かう。小雨模様の雨天気。8時すぎゆりかもめに乗り、有明へ向かう。出陣の際食ってく冷やしタヌキもすすれず、仕込み作業で寝ることも出来ぬままの出撃。意気込みを自らの怠惰で冷ます醜態……情けなし。やがて見えるビッグサイトと行列の人々。ゆりかもめを降り、7時間の別世界へ突入。
受付をすませ、版権シールや許諾証、次回の参加マニュアルなどもらい、Fブロックへ向かう。
途中「八広ディーシー」のブースに寄るが、留守だったのでメモだけ置いていく。エレベーターで上階のフロアへ。ひとりで立つ最初の舞台、さっそく設営を開始。
設営そして、なし崩しスタートデビュー
下界では開場ダッシュとワラワラ人が入ってくる様が見られた事だろうが、Fブロックはのんびりしたもの。(後方にあったFSSのF・Aブースに開場ダッシュがあったというが未確認)ホントにワンフェスかとゆー温度差は時間が経つにしたがって無くなったにせよ、ワンクッション置いてアタリがついてくる地理的不利は残念。
展示準備が終わらないこっちはそーゆー状況に関係なく忙しい。変形しおりのせいで切り出すのに手間取る。そんな中、ガンド・ロワを手にとってくれる人が現れ大いに励まされる。
半壊状態のディスプレイモデルを前にして購入してくれたのだから恐縮するしかない。(“あー、真鍮線打ってないからねー”と模型用語で話かけてくれる人もいたが、どんな技法だかこっちにはサッパリだった)
11時くらいにしおりの切り出しも終わり、ポップ関係の展示は終了。ディスプレイモデルの補修に入りながら、寄ってくれた人と会話を楽しむ。人生で最も多くガンド・ロワとアオシマの単語が飛び交った時間だった。総統グラスと同じ、おそらく史上初の立体化とゆー恩恵が大きい。作ったとゆーインパクトが受け入れられ、参加した甲斐もあったというもの。
ガンド・ロワこぼれ話
●さる人に、ガンド・ロワのデザインを最後にまとめたのは誰なのか尋ねてみると、中村光毅じゃないのかとのコメントが返ってくる。充分考えられる、ゴッドフェニックスデザインした人だも。大いにあり得る仮説だ。●ガンド・ロワ一機でバッフ・クランの支配星系すべてのエネルギーをまかなう設定があったという話を聞く。表面の迷彩風パターンは、その巨大さ故フレーム構造でなく、ユニット構造で作られたものだろうから、各ブロックの成形色の違いが遠景から見ると迷彩模様に見えるのだろうという仮説が、寄ってくれた人達との立ち話中で生まれた。
まったく交わらない場所に住む立場の人間同士が『イデオン』という共通項で会話が成りたつ所に、劇中作品のモデルを作り、参加する意味合いがあるのかと思う。オリジナル勝負の作家性が求められないのも、単純に同好の士が出会うキッカケとしての立体物の祭典という部分が一番重要なのだろう。売れ線アイテムが利益だけでなく、共通言語として使用できる人口が多いという間口の広さもあるに違いない。
ガス生命体グラス
藤本窯がらみで作ったグラスも好評で、透明モデルの選択は正解だったと安堵。以前藤本窯のブースに来て、大いに楽しませてもらったタラン将軍の相方で、総統役を務めていたという人が立ち寄りグラスを購入していかれた。そのタラン将軍は亡くなられたという。“これを見せてやりたかった”という言葉が印象に残る
2時半に透明グラスも完売し、ソロデビューのプレッシャーからも解放。参加費より交通費の方がかかるアマ・ディーラーには、最初の1個が売れる時点に精神的ピークがあり、後は物理的に肩の荷が下りるという安堵感が占めていくもんではないかと思う。
3時すぎにサンプルモデルの提出で下に降り、昼食用に屋台のナンサンド買って戻る。フレンチドレッシングのかかったミートがなかなかイケる。販売物が無くなっても会場回らずに卓に居続けたのは個人参加のせいだが、展示パーツと修復中のディスプレイモデルだけでも撮影希望の人、モデルに興味持った人との会話が生まれてまったく飽きる事がなかった。
16:28
ようやくディスプレイモデルの補修完了。遅すぎる……同じ島のディーラーの方から“なんだろうと思っていたが、全体はこうなっていたんですねー”と言われる。閉会間際にY君が再訪問、同じく“あ、全体は……”と同様の反応。ホント、キチンとした運搬方法さえ取っていればこの惨状はなかった。まもなく閉会のアナウンスが流れて夢の時間が終了。しおりも全部はけて、これ以上望むべくはない結果で終える事ができた。
撤収作業の際、段ボールをばらし、ディスプレイモデルをセロテープで固定した運搬カゴを作って持ち帰る。(帰宅しても中身は無事だった。ほんの少しの配慮でバラける事はなかったのである)
版権証と版権シールを返却して会場を後にする。後日、モデグラやネットでの掲示板で“Fブロック活気ねー”という評価を目にした。
それはもっともな意見でもそこにディーラー参加していた当時者には自己満足だけ残った。これだけが俺歴史に刻まれる真実。
趣味活動だ。そこが満たされれば本望である。
ようやく夏の記録が終了。(日本で一番遅い夏フェスの記述に違いない)次に何が起こるのかは当日の楽しみとして、今は参加のために手を動かす期間である。まだ一つも着手してないのが困りもの。エンジン再始動の時を待たれよ。(2004.11.14記)
ガンド・ロワ/ガス生命体グラス製作コスト(消費税は適当)
●ガンド・ロワ原型
トレリーフ 6500×4
トレリーフ 5000×1
●ガス生命体グラス原型
ファンド粘土 550×4
●注型/複製作業関連
透明エポキシ樹脂Z-2/H-07(1280g)
透明シリコン×3
スーパーEXシリコーン×8
ワッカーシリコーン×3
ワッカーシリコーン×2
クレオスシリコーン×2
バリアーコート
シリコンスプレー×2
キャストクリン×2
ユウビ離型剤
レジンキャスト(白)×4
レジンキャスト(白)×1
スチレンボード(3mm)×3
プラ板(0.5mm)
ほいく粘土×2
ミニデジタル秤
油ねんど×2
植木鉢
アクリル棒(6×1000mm)
※シリコーンはすべて1kg缶
●塗装系
Mrカラースプレー×6
Mr溶きパテ
Mrうすめ液
トレリーフ 6500×4
トレリーフ 5000×1
●ガス生命体グラス原型
ファンド粘土 550×4
●注型/複製作業関連
透明エポキシ樹脂Z-2/H-07(1280g)
透明シリコン×3
スーパーEXシリコーン×8
ワッカーシリコーン×3
ワッカーシリコーン×2
クレオスシリコーン×2
バリアーコート
シリコンスプレー×2
キャストクリン×2
ユウビ離型剤
レジンキャスト(白)×4
レジンキャスト(白)×1
スチレンボード(3mm)×3
プラ板(0.5mm)
ほいく粘土×2
ミニデジタル秤
油ねんど×2
植木鉢
アクリル棒(6×1000mm)
※シリコーンはすべて1kg缶
●塗装系
Mrカラースプレー×6
Mr溶きパテ
Mrうすめ液
26000
5000
2200
8120
6400
20000
6867
4578
5800
800
1920
1960
1780
8000
3500
1800
500
480
2800
200
100
390
3000
315
150
Mrカラー瓶×2
ラッカー透明スプレー
ラッカー透明スプレー
塗料皿
エナメル塗料
薄め液
モデラーブラシ
●補助アイテム
紙コップ(30個)×2
紙コップ(90ml)×4
ダイヤモンドやすり(平型)
瞬間接着剤
瞬間接着剤お得用
3mmドリル
紙ヤスリ#120×3
紙ヤスリ#400×3
スポンジヤスリ
ピンセット
綿 棒
紙ランチボックス×2
両面テープ(30mm)×2
フィニッシングペーパー#800
フィニッシングペーパー#1200
セラミックコンパウンド
フィニッシングクロス
スジ彫りライナー
梱包テープ
梱包テープ
マスキングテープ
紙ペーパー×3
total
ラッカー透明スプレー
ラッカー透明スプレー
塗料皿
エナメル塗料
薄め液
モデラーブラシ
●補助アイテム
紙コップ(30個)×2
紙コップ(90ml)×4
ダイヤモンドやすり(平型)
瞬間接着剤
瞬間接着剤お得用
3mmドリル
紙ヤスリ#120×3
紙ヤスリ#400×3
スポンジヤスリ
ピンセット
綿 棒
紙ランチボックス×2
両面テープ(30mm)×2
フィニッシングペーパー#800
フィニッシングペーパー#1200
セラミックコンパウンド
フィニッシングクロス
スジ彫りライナー
梱包テープ
梱包テープ
マスキングテープ
紙ペーパー×3
total
300
680
480
100
150
400
315
256
400
350
320
720
360
240
240
300
600
100
200
200
120
189
1200
800
350
100
198
100
180 120,018
総売上が25000円なので、まだコストは5ケタ止まり。趣味と考えれば薄給の身でも納得出来る範囲である。
680
480
100
150
400
315
256
400
350
320
720
360
240
240
300
600
100
200
200
120
189
1200
800
350
100
198
100
180 120,018
イベント終了後の日記より

この時のアイデアが05年冬まで持続する一助となった
銀座線で京橋へ向かい19時30分にチェックイン。カプセルホテルなのでゆったり感はなし。風呂は家庭用より大きいサイズだったのでようやく人心地。高揚感が持続しているので新橋へ戻って2回戦…… と、気持ちは正直でも体はもっと正直でウトウトから一気に寝てしまう。目覚めれば零時すぎ。自販機で清涼飲料飲むくらい。『蒼穹のファフナー』初めてみる。疲れた身でなんの反応もなし。また寝てしまう。
4時ごろ目が醒め、猛然と次回のディスプレイ案が浮かび、次回の参加マニュアル封筒に描きこみ。終わってまた就寝。抜け殻になるまで放出した1日。行動が100%結実した奇跡の1日。
製作物参照はこちらから