たまに訪れるアウトドアとか災害の備えアイテムが欲しくなる欲求
ポケットバーナー+ガスカートリッジアダプター。
今見るととバーナーの五徳だけでなく、三脚の保持強度も
考えた方が良かったなと思う腰高シルエット
2018年4月15日。食器棚から弟が使っていたガスランタンが出てくる。ネットでカセットボンベ使うためのアダプターを取り寄せ点灯させて遊ぶ。その流れでバーナーも欲しくなり、ポケットバーナーを追加購入。折りたたみの五徳がちゃちいので自作することにする。実用より自分のアイデアを具現化してみようというのが今回の目論見。
今見るととバーナーの五徳だけでなく、三脚の保持強度も
考えた方が良かったなと思う腰高シルエット
2018年4月26日(木)〜4月27日(金)
100円ショップのブリキバケツを風よけに、ホームセンターで買ったL字フックを支柱に使用。空気穴開けるガイドを作図してブリキバケツに貼り込み。
L字フックの角度で乗せるヤカンやポットの大きさに対応させる設定。マウント部分に木製以外の素材を想像できなかったのが後々響いてくる。
空気穴開け。貧弱なルーターのトルクでもブリキならポコポコ抜ける。
パーツマウント用のアルミ板を切り出して基本パーツの完成。加工しやすさを選択してアルミ板厚は1ミリ。強度不足が見た目に現れている。
500ccのポットでお湯を沸かしての実用試験。5分で沸騰。カップそばをすする。見た目腰高でアルミ板の強度不足もあり安定感に欠けるぐらつきぶり。
試作初号機はまだ詰められる、改良の余地ありモデルのできあがり。これを元に二号機へ進む。これを持ってアウトドアへ向かう訳ではないのだが、バーナーとカセットボンベがあれば火を使う加工や作業合間の一服に利用できるので無駄になる事はない。カセットコンロ買った方が早いという話もあるが……
間を置かずに進める2号機の製作
五徳ベースの強度アップとL字フックの増設で安定度向上を目指す。だがL字フックの長さが足りない。木片で下駄履かせた分延長する必要がある。そもそも火を使うのに可燃性素材使用はあり得ない。
全金属製の五徳パーツ製作…… ここからの試行錯誤がカスタマイズの楽しみになれば言うことはない。
全金属製の五徳パーツ製作…… ここからの試行錯誤がカスタマイズの楽しみになれば言うことはない。
2018年4月28日(土)〜5月1日(火)
L字フックとバーナーのクリアランスは現物合わせで調整。
アルミベースとL字フックの固定をネジ切りで行うためダイスとタップを購入。バーナーより高く付くお買い物。
アルミベースは2mmに変更。ネジ切りしてL字フックを固定。レイアウトはこれで決定。
180mmのグリルパンで使用実験。精度は悪いがちゃんと使える。久しぶりに食す「明星鉄板焼きそば」は全然変わらない味だった。
L字フックでは乗せる幅が不足するので、3mmのステン棒を加工してオリジナル五徳を作成。手曲げのため仕上がりはまちまち。
収納時形態。
使用形態。支持ベースは3mm以上のアルミ板使えばより安定してベターでも加工に手間がかかるので見送る。
ネジ切りにしたため五徳を回転後の固定はボルト締め。ここの使い勝手をクリアできなかったのが素人展開。結局はバーナー本体より治具やカスタマイズ用素材入手の方がコストオーバーするといういつものパターン。作る手間と時間を娯楽に使う気がなければよりグレードのいいバーナーを買った方がオススメなのはいうまでもない。耐久性と安全性が容易に入手できるだろう。(2019年10月6日記)