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とっとこ〜走るの無理だろう〜♪ おデブが〜乗るから無理だろう〜♪

ベーススケボー サンドペーパー状のシートをはがした状態。合板ビス留めのイージーさは加工するにはありがたい
 2019年1月。キックスクーターを転がす手間すら面倒くさく思い始めた肥満ボディ。パワーアシストに期待を込めて電動スケボーを購入。キックスクーター+スケボーの魔改造に着手する。
 空中に浮くこともなく名探偵のようにトリックを決めることもない、重い大気の底を這うとっとこ移動デバイスへの実用挑戦記。
電動ユニット  スケボーから取り外した電動ユニット。片輪駆動で肥満物体を移動させるのは負荷が大きすぎてモーターの寿命も短いだろう事は想像に難くない。
パーツセット  前輪には使用中のキックスクーターを移植。一言で言えばもったいない。完成されたシルエットを壊してまでやることかと。改造という誘惑は所有欲を超える衝動。
ボードカッティング  ボードのサイドを切り落としコンパクト化を図る。前輪ユニット接合用の差し込み穴をあける。
プレート補強  強度不足はアルミプレートをサンドイッチして対応。3mm厚を使いたい所だが加工難度に気後れして2mmを使用。
マスキングシート  ボードに貼る化粧板用のマスキングベースを作図。化粧板といっても家にあったベニヤを流用するお手軽使用。
完成  1月から初めて完成は5月。やる気と製作速度は比例するという一例。実際乗ってみると自走はするが過積載にトルクが追いつかず平道しか転がらない(子供乗車なら過分な出力はある)、スケボーの特性を理解していなかったので後輪がよれる(当たり前だ)、明らかなボディ強度不足というインプレしか出てこない。
 すべてのデメリットは自らの体重という哀しい結論が今回の〆。世の中には剛性もトルクもしっかりした電動デバイスは存在するので、財力とまともな費用対効果認識をお持ちの方はそちらを選択した方が即ゴールである。
(2019年10月9日記)
電動ユニット ホイールモーターのカバーボルトは数本抜け落ちてしまった。過体重のストレスを与えて申し訳ない限り
追記 2022年1月31日。電動ユニットを不燃ゴミに出して電動キックスケボーの改造利用は終了。パーツを戻してキックスクーターの人力使用に逆戻り。職場から最寄りの商店街までの限定利用のためさほど困った感はなし。規制緩和で電動キックスクーターの利用は一般的な認知が広がった感はある。改造でなく最初から電動タイプを入手する選択肢は増えたが、今自分が乗ってみたいのは現在よりも大口径ホイール装備・より折りたためてコンパクトに収まるいいトコ取りタイプ。
 1キックで長距離移動。よく飛ぶ紙飛行機のようなマシンに出会えたらそこがゴールになるであろう。白髪交じりのじいちゃんがどこまで乗れるかは自信がないけど……(2022年2月13日記)
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